どんなチラシやポスターよりもお客様が熱心に目を通す販促物、それが「メニューブック」です。飲食店のメニューブックが注文に及ぼす効果は絶大で、よほどの常連客でも無い限りメニューブックの誘導に従って注文品が決定します。
悩みを改善するメニューブック
Hiketsu
- オーダーがバラついており、売りたい料理が出ない。
- 仕入れの判断が難しく、品切れや食材のロスが多い。
このような悩みを持つ多くの飲食店では、お客様に料理の魅力が伝わっていない可能性が高いと言えます。大切なのは「お客様がメニューブックを一目見た瞬間に、その料理を注文したいと感じられる見せ方が出来ているか」です。営業力の強いメニューブックさえ作成出来れば、自然と売りたい料理が売れ、仕入れの量もコントロールできるプラスのサイクルが生まれます。メニューブックからお店の売りたい商品や看板商品が如実に伝わりますか?
- 席についてから、注文までの時間が長い
- ページを行ったり来たりしている
注文品を迷う状況が生まれる多くの場合には、店が自信を持って勧める看板メニューが分からない、目的のメニューがどこに載っているのか分からないなど、特長のアピールやユーザビリティを損なっている可能性が高いと言えます。何をどのように売り出すかの商品戦略とメニューブックがきちんと連動していれば、お客様が迷う必要は生じません。お客様の立場に立ったメニューブックが作成されていますか?
- 値段の安いメニューばかり注文される
- 一人当たりの注文数が少ない
値段の安いメニューばかり出るのは「食べたいものが無いなら安いものを…」と消去法でメニューが決定された可能性が高く、注文数が少ないのは「食べたくなったメニューが少ない」事に起因すると考えられます。メニューブックにお客様の気持ちを誘導する要素はきちんと含まれていますか?
いかに美味しい料理でも、お客様個人の嗜好に合わなければ評価は極端に下げられてしまいます。 辛さ・硬さ・食材などを明記が「お客様の嗜好に合った美味しい料理」への道標です。また、メニューの表示順は店のこだわりを冒頭で伝え付加価値を持たせた後、お客様が口にする順序で表示すると高価値を生み、ユーザビリティの向上にも繋がります。ユーザビリティの充足はお客様満足に直結する重要事項であり、お店の心遣いとしても好印象を与えます。
メニューブック作成例
Hiketsu
周の家様
ウェルサンピア多摩様
うまいっしょ匠様
うまいもん屋様
飲食店の生命線を握るメニューブックの作成には、商品を売り込む商品設計、お客様満足の向上、競合他社との差別化、演出効果を高めるデザイン力など、確かな戦略が必要不可欠です。